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狭心症
狭心症とは?
心臓の筋肉に酸素や栄養を送る冠動脈が狭くなり、一時的に心臓の筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなると、狭心症の発作を起こします。発作時は前胸部に締めつけられるような痛みを感じたり、圧迫感や不快感、息切れを起こすこともあります。
痛みは数分から10分くらいで、ニトログリセリンなどを舌下服用すること改善が期待できます。ニトログリセリンが作用せず、15分以上症状が続く場合は心筋梗塞の疑いがあります。
狭心症の検査とは?
当院ではトレッドミル運動負荷試験を施行しています。
安静時の心電図だけでは、狭心症の診断はできません。心臓に負荷をかけることによって初めて狭心症に特異的な心電図変化がでてきます。
この検査で異常が明らかとなれば、病院に紹介し、冠動脈CTや冠動脈造影検査を受けてもらうことになります。
狭心症の治療は?
狭心症の治療のまず第一歩は血圧・コレステロール・血糖などの生活習慣病を厳重にコントロールすることですが、それ以外に(1)ニトロールや血栓予防の薬を飲むこと。(2)PCI(風船付きのカテーテルで細くなった血管をひろげ、ステント留置を行う方法)。(3)心臓手術などの方法があります。
これらの治療方法から患者さんの状態や病気の程度などによって治療方法を選択しなければいけません。